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船絵馬? 船模型絵馬??   

 航海の安全を祈り、感謝するために神社に奉納された「船絵馬」。博物館などの北前船展示で見かけるのは、弁財(弁才)船と地元では呼ばれた和船の北前船を描いた船絵馬だが、今開催中の高岡市立博物館の企画展「堀田一族と伏木」展で、風変わりなものを見た。
 和船の絵馬ではなく《蒸気船》の奉納船絵馬。あまり精巧なものではないが、絵ではなく模型の船絵馬、いや船模型絵馬?。伏木古府の古府八幡社に奉納されたものだという。
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追記
 日本海交易の研究者であった高瀬保さんに「航海史を語る遺品 北前船の船絵馬と模型」という論考がある(北日本新聞:昭和50年3月11日)。その稿には、「新湊庄東の白山宮には、汽船の船絵馬がある。県内唯一のものであろう。」とある。
 とすれば、上の古府八幡社の絵馬は、高瀬さんもご存じなかった汽船絵馬ということになる。「新湊庄東の白山宮」とは、現在の射水市港町の白山宮。こちらの方は、模型ではなく、描かれた絵馬なのだろうか?。

by kaguragawa | 2018-09-29 17:49 | Trackback | Comments(0)

「延暦丸」   

 台風21号のおかげで、早帰り。

 そこで、先日来から何度も熟視している資料写真をあらためて引っぱり出す。“あるもの”が確かに写っている!のだ。再確認。ところで、何度も見たその写真だが、写真につけられた説明は読んでなかった。
 「昭和20年秋、台風を避けて沖合に停泊していた貨物船・延歴丸が錨を切断されて漂流し、激突・・・」とある。ふむふむ。枕崎台風だろうか?。そういえば、テレビで何度も映されている今回の台風で関西国際空港の連絡橋に激突したタンカーと同じじゃないか。が、なにか違和感が。

 なにか、変だ。なにか変だ。

 そうだ、「延歴丸」なんてそんな船はないぞ。これは「延暦丸」の誤植だ。

 風が気になって、外にでると、隣家のおじさんが、「小学校の頃の室戸台風を思い出しますねぇ」、声をかけながら、風雨のなか犬の散歩に出かけていく・・・。

by kaguragawa | 2018-09-04 17:50 | Trackback | Comments(0)