カテゴリ:未分類( 936 )   

めぐり逢うことばたち(exblog版)   

・2003年5月以来の日記版「めぐり逢うことばたち」  (web上から消滅)
・2009年6月29日までのブログ版(cocolog)「めぐり逢うことばたち」

      
  “伝記研究に際しては、いかなる調査も中途で放棄することこそ戒心すべきであろう。”
                              野口冨士男

  “身ビイキなしに特定の古典について何がなし得るか。”
                              堀田 善衞

 *右上の写真は、二上山(高岡市)

〔追記〕
三島霜川について旧日記上に書いた記事は、閲覧できなくなりましたが、近いうちにこのブログに移す予定です。(2011.75)

●このexblog版「めぐり逢うことばたち」上の三島霜川関連記事は、〔ここ〕です。

★かぐら川が管理人となっているブログ「夢二を歩く」は、〔ここ〕です。
★かぐら川が管理人となっているブログ「堀田善衞の会 」は、〔ここ〕です。
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by kaguragawa | 2018-12-31 23:55 | Trackback | Comments(17)

迷想   

 
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 昨年来、堀田善衞に関わるイベントにいくつか関わらせていただきました(一応過去形)。特にここ一ヶ月は、自分が関わるそうした場にどう関わるか、悩む時間が多かったことも事実です。自分がそうした場に関わることで、自分のなかの堀田善衞に自分自身がどう関わり、その場で時間をともにする人たちにどのような堀田善衞をどのように語り、かつ共感の場をもつことができるのか、できないのか。
 自分の中に多くの堀田善衞経験を持っておられる大先生たちはいざ知らず、ここ数年来――精魂込めてという思いは持ちつつも――堀田善衛の作物を少し読み込んだ程度に過ぎない思想無き者〔私〕にとっては、一面楽しくも正直迷いそのものの日々でした。
 今日、やさしく語りかけるように叔父堀田善衞をお話いただいた甥の堀田一善さんの講話に、救われたような思いで聴き入ることができました。

 今、少し堀田善衞を離れて、長者丸漂流の‏資料を読みたいと思っている。
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by kaguragawa | 2018-11-24 22:49 | Trackback | Comments(0)

今度の三連休は堀田善衞days   

今度の3連休(11/23--11/24--11/25)は、なんと3堀田善衞days。
堀田善衞生誕100年。
堀田善衞の会、高岡市立博物館、高志の国文学館が、それぞれ異なった視点から堀田善衞の文学とその背後にあるものに迫ろうとしています。

★堀田善衞生誕100周年記念講演会 堀田善衞の会・富山大学人文学部共催
 富山大学人文学部2階第4講義室 11月23日(金・祝)、 午後2時~5時の 申込不要・無料
*水溜真由美「橋上の人、路上の人―『堀田善衞 乱世を生きる』の執筆を終えて」
*竹内栄美子「1950年代の堀田善衞―『時間』を中心に

★堀田善衞生誕100周年記念・朗読と講演の会 
 高岡市立博物館3階講堂 11月24日(土) 
*朗読「鶴のいた庭」から 朗読サークル「言の葉」 午後1時20分~
*講演と質疑応答「堀田一善さんに聞く」(講師:堀田一善、聞き手:野村剛)午後2時~4時
    

★文学講座と記念対談 
 高志の国文学館研修室101 11月25日(日) 午後2時~4時 申込必要・無料【受付終了】 
 *講演講師:秦剛、対談講師:紅野謙介「堀田善衞と上海


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by kaguragawa | 2018-11-22 21:29 | Trackback | Comments(0)

秋聲忌 墓前祭   

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 ケヤキの落葉が天空から舞い降りてくる雪のように時折ふってくるなかの秋聲忌。墓前祭のあとの日比先生の講演も拝聴。

 余談ながら、金沢に向かうあいの風とやま鉄道のなかで久しぶりに『光を追うて』のページを繰る。何度か通読したつもりだったのに、読んでない部分が幾カ所もあるのに驚く。そもそも秋聲記念館の企画展のテーマになっており、今日の日比講演のかなめでもある秋聲の「檻」も読んでないのだ。そんな私が、今年も白菊を献花させていただきました。秋聲さんすみません。


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by kaguragawa | 2018-11-18 19:52 | Trackback | Comments(0)

2冊の本   

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『巨人軍物語』
『河上肇の人間像』

 同じ人物が関わる異質な本2冊。
 『巨人軍物語』(スポーツ世界社/1949.4)には、日本野球連盟常任理事・野口務の名が見える一方、『河上肇の人間像 付 年譜・著作目録』(図書新聞社/1968.6)には天野敬太郎・野口務編の文字が見える。

 この野口務については高岡市立博物館の企画展「堀田一族と伏木」に紹介がある。野口務は、堀田善衞の『若き日の詩人たちの肖像』で、主人公から“従兄(おにい)さん”と呼ばれる人物のモデルである。

 『巨人軍物語』の「序にかえて」には、たとえば、“戦後の再建以来、時代の波にのり、スポーツの王座を地位を占めた如き観あるわが日本野球は、一九四八年においては、社団法人の認可、株式会社の創立をおえ、家内工業的マニファクチュア的経営より資本主義的経営へ、すなわち封建的段階より近代的な段階への飛躍の基礎的地盤が、がっしり構築されたのである。”といった記述がある。河上肇の愛弟子の面目躍如?といったところ。
 この2冊の本は、見た目ほど異質な2冊ではないようである。

追記;
 言うまでもなく?、『巨人軍物語』の表紙をかざっているのは“沢村栄治”。沢村追悼に捧げられた雄姿。



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by kaguragawa | 2018-10-20 20:08 | Trackback | Comments(0)

今日も伏木の海   


 少しガスっているものの立山連峰が射水平野からも見えている!、というわけで今日も伏木へ向かう。伏木駅から十余分、伏木港へ。期待したように、毛勝三山の左に白馬岳、雪倉岳、朝日岳といった後立山の峰々が見える。そして、親知らずの辺りが海に没するところまで見える。
 伏木から見える海越しの、ときには船越しの、立山連峰、後立山連峰の山々を実見せずに、堀田善衛のいくつかの小説の末尾を実感することはできないのではないか・・・。
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 いつもいつも不鮮明な写真で申し訳ありません。しかも、後立山連峰の山は雪倉岳にかかる辺りまでしか写っていません。肉眼では対岸の岩瀬、滑川、魚津の市街地らしきものも見えていました。。。。


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by kaguragawa | 2018-10-13 21:49 | Trackback | Comments(0)

伏木港に入港する汽船。   

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きょうも午前中、伏木へ。船を見ずして、なんの伏木か、というわけで再訪(ほんとの理由は別)。ちょうど汽船が!、外港ではなく内港へ。三ツ浜汽船所属の“きんたい丸”。

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by kaguragawa | 2018-10-08 14:43 | Trackback | Comments(0)

伏木の高台から   

 ほぼ真ん中のギザギザの山が剣岳。その左にポコポコポコと三つの山がかたまって見えるのが毛勝三山。その前面にある横長の高い建物が「ケアハウス万葉の里」。その左の白っぽい建物が「伏木コミュニティセンター」。
その左に写真でははっきりしないが海(と対岸)が見える。その辺りが対岸の滑川から魚津。
 堀田善衞少年もこの高台(一宮台地の北端)から伏木の町並みと、日本海、立山に連なる山々、能登半島を何度も見たはずである。さらには、見えるはずのないシベリアをも・・・。
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by kaguragawa | 2018-10-06 20:13 | Trackback | Comments(0)

船絵馬? 船模型絵馬??   

 航海の安全を祈り、感謝するために神社に奉納された「船絵馬」。博物館などの北前船展示で見かけるのは、弁財(弁才)船と地元では呼ばれた和船の北前船を描いた船絵馬だが、今開催中の高岡市立博物館の企画展「堀田一族と伏木」展で、風変わりなものを見た。
 和船の絵馬ではなく《蒸気船》の奉納船絵馬。あまり精巧なものではないが、絵ではなく模型の船絵馬、いや船模型絵馬?。伏木古府の古府八幡社に奉納されたものだという。
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追記
 日本海交易の研究者であった高瀬保さんに「航海史を語る遺品 北前船の船絵馬と模型」という論考がある(北日本新聞:昭和50年3月11日)。その稿には、「新湊庄東の白山宮には、汽船の船絵馬がある。県内唯一のものであろう。」とある。
 とすれば、上の古府八幡社の絵馬は、高瀬さんもご存じなかった汽船絵馬ということになる。「新湊庄東の白山宮」とは、現在の射水市港町の白山宮。こちらの方は、模型ではなく、描かれた絵馬なのだろうか?。
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by kaguragawa | 2018-09-29 17:49 | Trackback | Comments(0)

「延暦丸」   

 台風21号のおかげで、早帰り。

 そこで、先日来から何度も熟視している資料写真をあらためて引っぱり出す。“あるもの”が確かに写っている!のだ。再確認。ところで、何度も見たその写真だが、写真につけられた説明は読んでなかった。
 「昭和20年秋、台風を避けて沖合に停泊していた貨物船・延歴丸が錨を切断されて漂流し、激突・・・」とある。ふむふむ。枕崎台風だろうか?。そういえば、テレビで何度も映されている今回の台風で関西国際空港の連絡橋に激突したタンカーと同じじゃないか。が、なにか違和感が。

 なにか、変だ。なにか変だ。

 そうだ、「延歴丸」なんてそんな船はないぞ。これは「延暦丸」の誤植だ。

 風が気になって、外にでると、隣家のおじさんが、「小学校の頃の室戸台風を思い出しますねぇ」、声をかけながら、風雨のなか犬の散歩に出かけていく・・・。
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by kaguragawa | 2018-09-04 17:50 | Trackback | Comments(0)