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2017瀧口修造橄欖忌   

 瀧口修造の命日にあたる今日、Hさんのご厚意で瀧口の「橄欖忌」に参加させていただきました。

 雨の降り続くなか、生地の龍江寺(現:富山市大塚/生誕時は婦負郡寒江村大塚)にある墓碑にバラの花とオリーブの枝を供えさせていただき、そのあと、場所を移して犬島肇さんのお話「武満徹の視線から瀧口修造を読む」をうかがう、という得難い日となりました。

 「おまえがなんで瀧口修造の・・・」と問われても答えはないのですが、遠い距離からずっと想いを寄せてきた人としか言いようがありません。

 講演の合い間に聴くことのできた武満徹のピアノとヴァイオリンの「妖精の距離」――瀧口修造の詩画集「妖精の距離」に触発されて武満徹がつくった二重奏の曲――が、今日の私の瀧口体験をまとめてくれるように思われる。


by kaguragawa | 2017-07-01 19:26 | Trackback | Comments(0)

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