「蟻」「蜂」「蜘蛛」の学問〔2004.1.12稿の再録〕   

 学 問 の 仕 方

(一)あっちこっち方々から知識を集めてきて貯える
(蟻の学問)

(二)朝に道を聞いて夕べにこれを説く
(蜂の学問)

(三)たくさんのきたならしい虫を食べてこれらを自らの体内を通して消化し美しい銀の糸として吐き出す
(蜘蛛の学問)

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 郷土史の大先達のT氏のところにお寄りしたらば、氏の師であったというH先生が遺されたという学問の心得のようなものが、表装されて額に納められていました。「知躬」と大書されたあとに、味のある手書きで列記されて、「蟻」「蜂」「蜘蛛」と並んでいます。
気に入ったので、筆写してきました。この内容、生物学の先生であったというH先生のオリジナルのものではないかと思うのですが、どうなのでしょう。

〔追記〕
 野暮な蛇足ですが…
アカデミズムの外にあって独自の蓄積を残している日本の「民間学」の豊かさが、こういった心持ちに支えられていると思うと、うれしくもちょっと厳粛な気持ちになります。
せいぜい、せっせと「蟻」の真似でもできればと思います。

〔追記;2015.08.09〕
 10年も前に書いたものを引っぱりだしてきて再録しました。文中のH先生と言うのは、林夫門氏のこと。昨日の藤田冨士夫先生の講演に、その名が出てきたので、古い記事を探し出しました。
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by kaguragawa | 2015-08-09 22:08 | Trackback | Comments(0)

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