たまに?霜川のこと
2015年 01月 17日
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霜川の晩年の評論的論考は粘着的な文章になってくるのだが、霜川は今まで考えられていた以上に文芸から宗教にも及ぶ広範な知的蓄積を積んでいったようで、それが明治30年代の小説中の詩句のような文章を徐々に少しく難渋なものにしたようだ。
そうした霜川晩年の文章を昨年から読み始めている。事績研究に限定してきた霜川の跡追いも、ちょっと足踏みの状態だが、霜川とのつきあいも年数だけは長くなってきた、ゆっくり、ゆったりと行くことにしたい。
by kaguragawa | 2015-01-17 22:56 | Trackback | Comments(0)