田中清一『郷土と文学――富山出身作家とその作品』   

 富山の郷土文学の研究をされていた田中清一さんに『郷土と文学――富山出身作家とその作品』の著作があることは知っていたのですが、私の怠惰というか怠慢というか、今日まで閲覧する労をとらずにきました。
 私にとっては田中清一さんが、三島霜川研究の大先達であるにもかかわらずにです。

 昭和38(1963)年の大豪雪のさなかに書かれたものですから、著述後50年の歳月を閲しており、もちろんその後研究が進みあらたに発見された事実があり、研究史的には乗り越えられたところの多い本ですが、――そして体裁は“小冊子”で、今「小寺菊子」と「三島霜川」の項を読み終えたばかりですが――田中さんの事実に近づこうという気迫にワクワクさせられる本、です。
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by kaguragawa | 2014-11-29 14:36 | Trackback | Comments(0)

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