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「なすすべなし」なのか――順太郎さんの家   

 なぜか27日・28日と、「正田順太郎」「正田順太郎旧宅」という単語で検索をされ、このブログに来られた方が多くおられた。“どうしてなのだろう?”と不思議に思い、「正田順太郎」で検索してみたところ、27日の北國新聞に(富山新聞にもか)――どちらも紙面は見ていませんが――《徳田秋声の帰省先、解体か 金沢・倒壊の恐れに遺族「なすすべなし」》 という記事が載っていることがわかりました。新聞記事を読まれた方が、さらに情報を得ようと検索されたのでしょう。
(この記事の「帰省先」の語法には異議があり、“なすすべなし”という語を断定的に見出しに使うことには、怒りさえ感じるのですが、そうしたことはまた書く機会を持ちたいと思います。)

 「順太郎さんの家(瓢箪町)を訪ね、「菊見」を読む」という記事を書いたのは5年前のことですが、その時点で、すでに近々家が取り壊されるといううわさ?を聞いていたような記憶があります。

 私には実際のところ現在どういう状況なのかわかるはずもないのですが、今、ここを舞台に率直に書きこまれた人々の交錯を秋聲作品の数々に想い、またこの旧宅をめぐる現在を思い、「落莫」という語が浮かんでくるだけです。

by kaguragawa | 2014-09-29 22:26 | Trackback | Comments(0)

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