霜川の“築地居留地”と“佃島”(1)   

 三島霜川に「夕汐」という築地居留地を舞台にした作品がある。私の好きな作品だが、何年の作かは意識したこともなく、漠然と明治三〇年代半ばの短編集『スケッチ』に集約されていく作品群の一作かなと思っていたのですが、きのう、読み返してみて、気になることがあって今日、きちんと調べてみました。
 なんと、驚いたことに思ったよりも早い時期の作品で、明治33年12月の『文芸倶楽部』に発表されたものでした。そしてさらに驚いたことがあるのです。それが、作品に登場する「門松売りの老爺」です。 (続く)
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by kaguragawa | 2014-07-29 22:32 | Trackback | Comments(0)

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