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神谷美恵子さんの誕生日に   

 今日、1月12日は、神谷美恵子の生誕100年の日にあたる。きのう「著作集」をさがそうと思って、ちょっと書庫?の片づけをしたときに読まないままになっていた角川文庫の『神谷美恵子日記』を見つけ、これから通勤など移動中の列車で読むことにした。
 そもそも30年ほど前、どういうきっかけで『神谷美恵子著作集』を読むことになったのか、どうしても思い出せない。そうしたことも、思い起こしながら、アメリカ留学中の1939(昭14)年1月11日――25歳の誕生日の前日に当たる――の日記から始まっていて、正直なところ私には状況がつかみかねるところも多く年表が欠かせない本だが、勉強もかねてゆっくり読もうと思っている。

追記
 神谷美恵子さんの著作集を読むことになったきっかけにハンセン病のことがあると思うのですが、今日、1月12日が神谷美恵子さんの誕生日であると同時に、光田健輔の誕生日であることも不思議な思いにさせられることである。光田とは、彼が1876(明9)年生れで、済生学舎に学んでいることから、霜川探訪の折にも出会っている。そう言えば、1876(明9)年生れで、済生学舎に学んだ人物のなかに野口英世のほかにも中原中也の父(野村謙助)がいる(それぞれ済生学舎に関わった時期はずれているが)。

by kaguragawa | 2014-01-12 20:41 | Trackback | Comments(0)

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