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メモ:ことしの100年   

 昨日、1月2日は歴史学者・林健太郎氏の生誕100年にあたる日でした。林健太郎氏のことはよく存じ上げないのですが、今年はもう一人私には忘れられない歴史家・堀米庸三さんの生誕100年でもある。
 私のメモには、今年生誕100年を迎える人々がなぜかカップルで並んでいます。
 日本史の家永三郎氏と奈良本辰也氏。作家の田中英光と織田作之助。(富士正晴や杉浦明平はまったく今まで縁のなかった人々。)俳人の石田波郷と古沢太穂。こうやって並べていくと、このカップルというのが私の恣意的な組み合わせであることが明々白々であるが、それは仕方がない。
 新美南吉もいるぞ!とお叱りを受けそうだが、私にはあまりなじみのない作家。

 なぜか、こうしたリストに名前が載ってないのが、社会思想史の内田義彦氏。私にはあらためて読み直したい作品がある。そして、地元の作家を追いかけている私には新保千代子さんの名前も忘れるわけにはいかない。新保氏を追慕する企画展など金沢であるものだろうか・・・。

 近藤芳美さんの歌集も手に取りたいし、高田三郎さんの作品も聴きたい。

 田中正造の歿後100年であることを忘れているわけではありません。

by kaguragawa | 2013-01-03 09:25 | Trackback | Comments(0)

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