12月8日のこと、12月10日のこと   

 美しいものに心を動かされる柔らかな感性どころか、恥を知り顔を赤らめるという感性も失ってしまったこの頃である。
 が、きのうはさすがに我ながらはずかしい思いをした。

 一昨日、書いた本人がすっかり忘れてしまっていた項を検索で探し出して、このブログを訪れてくださった方が少なからずおられたのだ。が、うれしさは、――その項を自分で目をとおしてみて――恥ずかしさに変わった。
 一つは、71年前の12月8日に詠まれた南原繁の歌にふれた《南原繁「歌集形相」から 》。
 もう一つは、102年前の12月10日について書いた《大逆事件の公判開始》

 この二項、忘れてはいけないことがらというよりは、心に刻んでおかねばならぬことがらだと、来訪への感謝と共に、強く肝に銘じさせていただいた。
 《大逆事件の公判開始》に記してある26人の方の本籍地の表記に、誤りがあるのではないかということも、気づいた。これはきちんと確認して訂正したい。

 もう一度、ここに南原繁の開戦の日“十二月八日”の歌を、自分の記事から書き写して、掲載しておきたいと思います。
    

  人間の常識を超え学識を超えておこれり日本世界と戦ふ

  日米英に開戦すとのみ八日朝の電車のなかの沈痛感よ

  民族は運命共同体といふ学説身にしみてわれら諾(うべな)はむか


 ・大逆事件の公判開始
 ・南原繁「歌集形相」から
[PR]

by kaguragawa | 2012-12-12 20:56 | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : https://kaguragawa.exblog.jp/tb/19348615
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< きのう、きょう、のこと 小沢昭一さん >>