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「雪おろし」と「鰤起こし」(1-2)   

 上の稿を書いてから、いろいろ調べてみて、私が「冬の雷」についてあまりにも無知であったことを知りました。
 「冬の雷」が本州日本海側に特有のものであり、世界的にも珍しいものであること。放電が、夏雷の雲から地表への下降のものとは逆に、地表から雲に向かって上向きに!起こることなど、驚きの事実も知りました。上の記述についても書き替えたい部分があるのですが、生半可な知識でいっそう混乱するおそれもあるので、そのままにしておきます。

 ただし、Wiki氏の〔気象現象としての雪おろし〕説明文中の、《雪颪》の漢字表記は、どうなのだろうか。
 頻度からすれば日本海側でもこの雷は、山側ではなく海側により多く発生するようである。とすれば、山から吹き下ろす風を意味する「颪」の漢字をこの「雷現象」である「ゆきおろし」にあてるのは誤用ではないかと思われるのだ。
 もし、この雷に《雪颪》の漢字が当てられている実例があるとしても、雪と突風をもともなう冬の忌避的自然現象に対する互通によるものであって、「ゆきおろし」は、語源的には雪を降らせる(雪降ろし)の意味そのものではないのか、と私には思われるのである。

〔追記の追記〕
 それとまったくの余談を付け加えておきます。自分でもまったく忘れてしまっていたのですが、かつて“風の民俗学”のようなものを、やってみたいなと思っていたことがありました。そう言えば、〔旧日記〕には、拾い集めてきた風に関するいろんな話題が残っているはずです。
 「おろし(颪)」の文字を見て、久しぶりに心が動いたのもそんな過去?があったせいなのでしょう・・・・。すっかり忘れて!いました。

by kaguragawa | 2012-11-14 22:50 | Trackback | Comments(0)

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