『古沢太穂句集』   

 偶然入手した『古沢太穂句集』(1955.10)。
 なんと栗林一石路(農夫)への献句が認めてある。貴重なもの。


   冬夜うたう信濃馬子うた君老いざれ  太穂

  栗林農夫様


*古沢太穂が富山県の生まれであることはあまり知られていない。
 上新川郡大久保町(現富山市)生。 1913.08.01~2000.03.02

〔追い書き〕
 太穂には「聴の詩人」の一面があるのではないかと、僭越ながら思います。が、ふるさとの瀬音は耳朶にあたたかく聴こえてくるものではなかったようである。


  カドミ田のいずれへ瀬音風の盆

  神通川音いつか瞼の枯れの音
[PR]

by kaguragawa | 2012-04-24 20:11 | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : https://kaguragawa.exblog.jp/tb/17849612
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< 春の諸相(4) 『泊・横浜事件七〇年――端緒の... >>