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霜川の秋声宛て書簡(はがき)のこと(1)   

 このブログでふれないわけにはいけないので、ひと言。今朝の北日本新聞に《三島霜川から徳田秋声へ 直筆はがき発見》のタイトルで、大きく報じられていることがら。e0178600_19172556.jpg興味ある方は、記事を読んでいただくのが一番だが、県内にせよすべての人が北日本新聞を購読されているわけでもないので、近いうちに私なりにあらためて紹介したいと思います。

 なにより驚いたのが、写真の鮮明さ。はがきの細かな字がきちんと読みとれるのですからびっくりです。といっても、読みにくい字体もあるので、大正6年10月22日消印の霜川の秋聲宛て書簡の文面だけ、ここに紹介しておきます。 

   拝復 本日、上田君の方へ卅五回だけ、
   お届けして置きました。後は何れ
   にしても書きつゞける積りでございます。
   いろいろ有難うございました。尤も名古
   屋の方へ、もッとハデなものを書かうと思ッ
   てゐたのですが、とにかく只今書きさしの
   分を届けて置くことに致しました。
   餘は何れお目にかゝツて申上げます。
     両三日中に些ツとお邪魔致します

拝復
本日、上田君の方へ三十五回だけ、お届けして置きました。後は何れにしても書きつづける積りでございます。いろいろ有難うございました。
尤(もっと)も名古屋の方へ、もっとハデなものを書こうと思っていたのですが、とにかく只今書きさしの分を届けて置くことに致しました。
余は何れお目にかかって申し上げます。
  両三日中に些(ちょ)っとお邪魔致します

by kaguragawa | 2012-04-15 15:12 | Trackback | Comments(0)

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