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“ペルチャッハ”の18際の少女   

 帰宅してインターネットに接続したところすぐ目に飛び込んできたのが、「ブラームス・コンクールで日本人優勝」の文字。
 
 “オーストリア南部ペルチャッハで3日から開かれていた18回ブラームス国際コンクールのビオラ部門で、大野若菜さん(18)が優勝した。大野さんの家族が10日、明らかにした。”とのこと。

 音楽界の現状にうとい私は、「ブラームス国際コンクール」というものがあることすら知らなかったのですが、“ペルチャッハ”の地名からは、ブラームスの2番の交響曲の牧歌的な世界が眼前に広がりました。
 行ってみたい外国の地を聞かれたら、間違いなく“ペルチャッハ”と答えるでしょう。それだけこの幸福感に満ちたこの曲は、その風も陽光もともなっていつも心に響いてくるのです。

 大野若菜さんは、東京芸術大音楽学部附属音楽高校3年に在学中とのこと。18歳の少女がどのようにブラームスを詠うのか。聴く機会が早くこればいいと思う。

by kaguragawa | 2011-09-10 19:37 | Trackback | Comments(0)

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