01/30/2009〔広川松五郎との誕生日〕
2009年 01月 30日
おそらく二人はこれも同じ年生まれの室生犀星か尾山篤二郎を介して、知り合っていたであろうとおもうのですが、そうしたこともふくめ松五郎についてはいくつかメモ書きしたいこともありますが、時間がないのであらためて。
〔追記〕
私もふくめ多くの人にとって広川松五郎は工芸家というより、多くの文学書の装丁作品を遺してくれた自らも歌人でああった本づくりの名人としてなじみがあるのではないでしょうか。
ところで、賢治の『春と修羅』の装丁を広川松五郎がするにいたった経緯はどの本を見ても明確ではないのですが、関登久也の依頼でこの本の背文字を「詩集」と書いてしまった――心象スケッチと書かねばならなかったのに――尾山篤二郎とのつながりと考えればよいのだと思います。
※広川松五郎 1889.01.29~1952.11.02
藤澤清造 1889.10.28~1932.01.29
by kaguragawa | 2009-01-30 14:45 | Trackback | Comments(0)