06/05/2007〔高森文夫に語る中也が〕
2007年 06月 05日
福島さんの語りの巧みさに――ここには適度に仕込まれた周到さがもたらす心地よさがある――引き込まれてしまう。
先日、少し紹介した中也の父・謙助のこともいくつかのエピソードともに書き込まれていて、軽い興奮と不思議な安心を覚えながら読みました。
・・・といっても、今読み始めたばかり。
福島さんはどんな新しい中也を浮かび上らせようというのか、少し時間を惜しんで読み進めたいと思っています。
〔追記〕
まさか、本居宣長の『直毘霊』や宮本武蔵の『独行道』が中也の口から語られていたとは思いませんでした。そんなことや高森の生地・東郷村のことなど、あらためて書く機会をもちたいと思います。
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by kaguragawa | 2007-06-05 14:37 | Trackback | Comments(0)