霜川、ちょっとメモ
2011年 04月 25日
というわけで、少しそうしたことがらもこれからは少しずつメモしておきたいと思っています。
霜川の死後「三島霜川選集」が公刊されるまでの間、霜川作品がどれほど文学全集やアンソロジーに再録されたか整理してみました。意図的に「解剖室」以外の作品を集めたと思われる「明治文学全集」以外は、すべて代表作と言われる「解剖室」です。
現代日本小説体系 第9巻 筑摩書房 1952(S27) 「解剖室」
現代日本文学全集 第84巻 筑摩書房 1957(S32) 「解剖室」
世界短編文学全集 第16巻 集英社 1966(S41) 「解剖室」
現代文学大系 第63巻 筑摩書房 1967(S42) 「解剖室」
明治文学全集 第7巻 筑摩書房 1969(S44) 「埋れ井戸」「青い顔」「孤独」「虚無」
現代日本文学大系 第91巻 筑摩書房 1973(S48) 「解剖室」
〔追記〕
「霜川の死後」という上掲の枠外ですが、下記の作品集に「解剖室」が収録されています。戦後の文学全集の一つの範例として挙げておきます。未見。
世界短篇小説大系 日本篇(中) 近代社 1926(S1)) 「解剖室」
http://homepage3.nifty.com/kounomura/1900j.html
by kaguragawa | 2011-04-25 23:29 | Trackback | Comments(0)