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忘春   

 いつもは生きる勇気のようなものをもらうケヤキの芽生えにも今年は心動かされず、“あっ芽吹きがはじまったな”と赤茶色からうす緑に変ってくる葉芽を見上げるだけである。
 福島第一原子力発電所の水素爆発の白煙を見たときから、私事ながら、時間が止まった思いで過ごしてきていて、いつもは春の息吹に向けている想いは今年はまったく動き出そうとしない。

 今突然の雷音とともに屋根にばらばらと強い音で雨が落ちてきた。この雨で満開のサクラもかなり散っていくのではないだろうか・・・。

 が、このサクラがもう東北地方にまで咲きのぼって、心打ちのめされた人に勇気を与えているようで、嬉しい思いである。

by kaguragawa | 2011-04-16 08:30 | Trackback | Comments(2)

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Commented by さと at 2011-04-17 22:58 x
かぐらがわさん、ご無沙汰いたしておりました。
ケヤキの芽生もいつだったかと。。。すでにこちらはケヤキは新緑。季節は巡っておりますが、原発や続く余震でまいっております。今日東電が原発の安定に6~9ヶ月と見解を述べましたが、本当なんだろうかときわめて懐疑的です。
私も水素爆発の映像を見た瞬間、氷りつく思いでした。
福島へは那須の家からあちこち参りましたので、なおさらです。いわき四ツ倉も昨年通過したところでした。
Commented by かぐら川 at 2011-04-20 00:03 x

こちらこそ、ごぶさたしています。もともと私にはサクラを愛でる風習がなく、といっても昨年は生物学的にサクラに興味をもって、ソメイヨシノ以外のサクラには親しみを覚えましたが。
そんなことより、今回の東電の発表もそうなんですが、政府も東電も、多くの先生方のそれも情報の発信が私には届かなくなってきました。求められているのは、「真の情報」であって「正確な情報」ではないと思えてきます。ことばの通じなくなった「夕鶴」の世界です。

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