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霜川の「国華」   

 霜川といえば奇行文士の典型のように書いてあるものが多いのですが、――そうしたエピソードもいずれまとめて紹介したいと思っていますが――なかでもその象徴としてよく登場するのが、極貧生活中の高価なお茶〔玉露〕とたばこ〔国華〕。霜川の「国華」_e0178600_0222310.jpg

 その〔国華〕がどのようなたばこだったのか、調べてみたいと思っています。

 「国華〔1910(明43)年1月24日発売(20本15銭)〕」のパッケージは、⇒。
 当時のたばこのパッケージを見れる貴重なサイトは、下記です。
 http://www.clio.ne.jp/home/yoshi/tobacco/tobaco.htm


〔追記〕
 ここまで調べただけでちょっと気になったのは、「国華」の発売が1910(明43)年であること。このタバコは霜川の創作期にずっと関わっていたように思いこんでいたのですが、1910(明43)年といえばすでに小説の執筆から遠ざかり始めています。
 「霜川伝説」?についても、伝聞で増幅されたところがあるような気がします。ゆっくり調べていきたいと思っています。

by kaguragawa | 2010-07-31 23:56 | Trackback | Comments(3)

Commented by 平名 at 2010-08-02 00:55 x
 奥村君 魔だ?煙草止めてない様ですがー気が無いー「国華」か、立派な物ですね。「国光」ー間違い、是は林檎ー 「光」は父親がよく吸っていた記憶が有ります。せめて贅沢品で自分のプライドを維持する、、損な気だったんでしょうか?? 
Commented by kaguragawa at 2010-08-02 21:18
奥村先生は、ヘヴィなんですか?(今頃くしゃみをしているかも。)
私は、祖父、父の血をひかずたばこは吸えないたちです。それゆえに?、あえてタバコ話題をとりあげたのですが、歴代のパッケージを見ながら、父を偲びました。
Commented at 2010-08-03 22:46 x
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