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朝のひととき   

 我が家の購読紙は、地元紙の北日本新聞ではなく読売新聞である。「読売では地元のことがわからない」と家人の声もある。特別の思いがあっての読売ではないのだが、かと言って地元情報がこれでもかこれでもかと並ぶ――その取捨選別基準が私に不明――の地元紙を読む気にはならないのも本音ではあります。

 その読売新聞、最近「地域面」がいきいきしている気がする。感度、鮮度のいい情報にお目にかかることが多いのだ。今朝も。ぱっと開いた地域面に「富山電気ビル 照明評価、優秀賞に内定」「ひっそり咲く 南砺市の安居寺」の見出しの記事にそれぞれ思わず見惚れるようなカラ―写真が掲載されているのだ。

 富山電気ビルは1936年建築の歴史ある建物。創業当時もライトアップされていたという。照明された電気ビルをあらためてゆっくり見てみたい。そう言えば、安居寺も長いことごぶさたである。などなど、新聞の記事が、憂鬱な思いに目覚めた朝の気分を一新させてくれた朝のひとときでした。

by kaguragawa | 2010-04-16 07:08 | Trackback | Comments(0)

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