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生名島の「ゆっくん」――ビッケル船長の島々から!   

 先週末から瀬戸内海の島々を一望できるの地図を探しまわっていました。『島々の伝道者――ビッケル船長の生涯』(キリスト教新生会/1967.5))を読むとき、その傍らに置いておくためです。
 とりあえず、るるぶの『タビリエ 倉敷・尾道・瀬戸内海』の巻末地図が気に入って土曜日から眺めています。今日も、文中に出てくる〔瀬戸田〕がどこの島にあるのか――地元の方にはナンセンスな問いでしょうが――を確かめようとして、因島、佐木島、生口島辺りの島々を目で追っていたのですが、なんの機縁か、夜のニュースで「瀬戸内海の小島」が熱く語られているではありませんか!。

 《生名島》。この生名島(いきなじま)出身の村上幸史選手(愛称:ゆっくん!)が、ベルリンでの陸上世界選手権男子やり投げで、“メダル獲得”というニュースなのです。「ほらほら、瀬戸内海の地図をもっとるがいぜ~!」と、家族に自慢げに、カバン?から地図を取り出し、食卓脇に広げて島々の浮かぶ地図から「愛媛県」という情報から「生名島」を探したところ、なんのことはない数時間前に見ていた因島と生口島(両島は現在広島県尾道市ですが)に南接して、生名島があるではありませんか。
 ここにもビッケル船長の福音丸は伝道に訪れたのでしょうね。

 タッピング一家を訪ねる私の小さな紙上旅は、思いもかけないところで、うれしいニュースのうれしさを倍加させてくれたことでした。

by kaguragawa | 2009-08-24 23:33 | 本/映画 | Trackback | Comments(0)

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