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めぐり逢うことばたち(exblog版)   

・2003年5月以来の日記版「めぐり逢うことばたち」  (web上から消滅)
・2009年6月29日までのブログ版(cocolog)「めぐり逢うことばたち」

      
  “伝記研究に際しては、いかなる調査も中途で放棄することこそ戒心すべきであろう。”
                              野口冨士男

  “身ビイキなしに特定の古典について何がなし得るか。”
                              堀田 善衞

 *右上の写真は、二上山(高岡市)

〔追記〕
三島霜川について旧日記上に書いた記事は、閲覧できなくなりましたが、近いうちにこのブログに移す予定です。(2011.75)

●このexblog版「めぐり逢うことばたち」上の三島霜川関連記事は、〔ここ〕です。

★かぐら川が管理人となっているブログ「夢二を歩く」は、〔ここ〕です。
★かぐら川が管理人となっているブログ「堀田善衞の会 」は、〔ここ〕です。

# by kaguragawa | 2022-12-31 23:55 | Trackback | Comments(21)

るす。   

長いあいだこのブログ、るすにしていました。
賢治の「春と修羅」の随時紹介も、途中で(身辺雑務が繁忙になって)挫折・・・。

「富山県砺波商業学校」について、少しずつ書きたいと思っています。

# by kaguragawa | 2022-09-05 20:07 | Trackback | Comments(0)

かはばた(1922.05.17)   

〔宮澤賢治『春と修羅』〕

   かはばた

かはばたで鳥もゐないし
(われわれのしよふ燕麦の種子は)
風の中からせきばらひ
おきなぐさは伴奏をつゞけ
光のなかの二人の子
          (一九二二、五、一七)

# by kaguragawa | 2022-05-18 20:04 | Trackback | Comments(0)

おきなぐさ(1922.05.17)   

〔宮澤賢治『春と修羅』〕

    おきなぐさ

風はそらを吹き
そのなごりは草をふく
おきなぐさ冠毛の質直
松とくるみは宙に立ち
  (どこのくるみの木にも
   いまみな金のあかごがぶらさがる)
ああ黒のしやつぽのかなしさ
おきなぐさのはなをのせれば
幾きれうかぶ光酸の雲
          (一九二二、五、一七)

# by kaguragawa | 2022-05-18 20:00 | Trackback | Comments(0)

休息(1922.05.14)   

    休息

そのきらびやかな空間の
上部にはきんぽうげが咲き
 (上等の butter-cup ですが
  牛酪バターよりは硫黄と蜜とです)
下にはつめくさや芹がある
ぶりき細工のとんぼが飛び
雨はぱちぱち鳴つてゐる
 (よしきりはなく なく
  それにぐみの木だつてあるのだ)
からだを草に投げだせば
雲には白いとこも黒いとこもあつて
みんなぎらぎら湧いてゐる
帽子をとつて投げつければ黒いきのこしやつぽ
ふんぞりかへればあたまはどての向ふに行く
あくびをすれば
そらにも悪魔がでて来てひかる
 このかれくさはやはらかだ
 もう極上のクツシヨンだ
雲はみんなむしられて
青ぞらは巨きな網の目になつた
それが底びかりする鉱物板だ
 よしきりはひつきりなしにやり
 ひでりはパチパチ降つてくる
               (一九二二、五、一四)

# by kaguragawa | 2022-05-15 22:19 | Trackback | Comments(0)