<   2016年 04月 ( 3 )   > この月の画像一覧   

災地にありて災を慮らざる   

 死地にありて死を知らず、災地にありて災を慮らざるは、愚者の事なり。日本にありて、治水の理に通ぜざる、その亦愚者の誹を免れず。
 抑も治水学は日本に於いて将来一科の専門学たるべく、治水術は日本人の為め永く一種の専門術たるべきものなり。否な、日本に生まれて治水に通ぜざる者は、人にして衣食の理に通ぜざるよりも更に危険なり。



 久しぶりに心動かされることばに出会いました。稲垣示が、西師意の『治水論』(明治24)に寄せた「序」から。稲垣示が後に田中正造と行動を共にしたことを思い起こさせます。
[PR]

by kaguragawa | 2016-04-29 21:53 | Trackback | Comments(0)

ある和解の報   

 5年前のニュージーランド地震の被災者の遺族と富山市長との和解が成立したとのニュースに、胸のつかえが降りたような安堵をおぼえた。詳細は略すが、蔭で尽力された人の存在を感じる。天災と人災のあわいで多くの苦悩が繰り返される。熊本に思いが飛ぶ。

 ここ数か月、本務(?)に力が奪われ、一冊の本も読み終えることもなく、過ごしている。よって、このブログにも何も記すことがらが無い。切れ切れの貧食をかてに、わずかな糸は紡いでいるつもりだが、後ろ向きというか下向きというか気組みの欠如に、自ら情ない思いを引きずったままである。
[PR]

by kaguragawa | 2016-04-22 22:04 | Trackback | Comments(0)

越の春~地魚と地酒を堪能   

 けやきの芽吹きが見られ、ハナミズキも花芽が少しほころんできました。
 私には、サクラ前線がどうのこうのということより、心動かされる季節の移ろいです。

 きょうは、友人の誘いで富山湾のキトキトの魚(地魚)と地酒(「成政」と「北洋」)を、決してきれいとは言えないお店で、ゆっくり堪能。
 ここ一か月の追いかけられるような仕事のプレッシャーからしばし解放され、一度風邪で失った声ももどってきて、くつろぎのひとときを過ごしました。


[PR]

by kaguragawa | 2016-04-06 22:24 | Trackback | Comments(0)