“冬旅堂”   

 昭和初期に神田神保町に「冬旅堂」という店があったらしい。古書店というよりは古レコード店とでもいうような店ではなかったろうか。店名の“冬旅”はシューベルトの「冬の旅」によるものだろうが、読みは“ふゆたびどう”でよいのだろうか。
 ともかく、この店の詳細を知りたいのです。 

 私が見つけた広告には、「内外レコード/交換・売買」とあり、“御処分品は是非御相談下さい。他店より必ず御有利に頂きます。”“在庫品目録進呈”と続く。場所は、「東京・神田・神保町/日活館横通り」とある。

 〔追記〕
 冬旅堂では、音楽関係の本も出していたらしい。国会図書館の蔵書に次のようなものがある。「冬旅文庫」というものもブラームスの後に続刊があったのだろうか。

 ヨハンネス・ブラームス : 1833-1897 : 作品目録並ニ年譜
 冬旅堂編輯部 訳 冬旅堂 1935 (冬旅文庫 ; 1)


〔追記2〕
 「日活館横通り」と言えば、神田日活専属の「日活管弦楽団」と「田中豊明」の名を思い出しました。賢治が「日活館で田中がタクトをふってゐる」と書いた田中豊明(1880~1934)だ。
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by kaguragawa | 2017-04-25 21:16 | Trackback | Comments(0)

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