倉田繁太郎の続報   

 銀座・十字屋の創始に関わった倉田繁太郎の履歴がわからないものか、と常々思っていたのですが、今日、思いがけないところで、「倉田繁太郎」に出会いました。それは、次の資料。

 『東京書籍商組合史及組合員概歴』
 編集兼発行 東京書籍商組合 大正元年11月

 次のように記されています。情報の出所は本人か十字屋であろうと思われ、上京の日付までが書きこまれた良質な記述です。

 十字屋 倉田繁太郎 初代(万延元年十月十七日生) 東京市京橋区銀座三丁目二番地

 生国は富山県射水郡作道村にして、世々農を営む。明治九年三月八日出京し、精義塾、若松塾、攻玉社等を転学し、明治十年、原胤昭の経営する十字屋を譲受け、基督教画及び洋書の輸入翻刻を主としたりしが、明治十七年以降楽器の販売を開始し、従って音楽書を出版し、爾来楽器を主とし、書籍出版販売を兼営して今日に及ぶ。

[PR]

by kaguragawa | 2016-01-22 19:58 | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://kaguragawa.exblog.jp/tb/24072884
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

<< 大逆事件 死刑執行 田中範康作品集Ⅱ[音の情景] >>