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02/10/2008〔冨永徳磨と金沢〕   

 国木田独歩にも八木重吉にも大きく関わった神学者・冨永徳磨が日本基督教会金沢教会(金沢石浦町教会)の牧師として金沢に赴任していたことがある(1903~1906?)ということは知っていたのですが、その「金沢石浦町教会」がどこにあったものか、調べる余裕もありませんでした。が、ふと検索してみたらば、当時の場所――昨年まで農林中央金庫金沢支店があった場所、香林坊・大和デパートの正面左手――がわかっただけでなく、その当時の建物の一部(礼拝堂)が移築され(現在、日本基督教団若草教会)国の登録有形文化財に指定されていることも知りました。〔金沢市若草町13-44〕
 *日本基督教団若草教会のHP:http://www14.ocn.ne.jp/~wakakusa/wach-intro.html

 ホーソンの「緋文字」の最初の初訳も冨永徳磨が、冨永蕃江の名で世に出していることもこの金沢時代のことのようですし、当時四高の教授であった西田幾多郎と交流ももっていたようなのです。

by kaguragawa | 2008-10-02 19:38 | Trackback | Comments(0)

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