人気ブログランキング | 話題のタグを見る

初回で、連載打ち切り?!   

 今朝、新聞を開いて驚いた。週刊朝日の橋下徹氏を取材した連載記事が掲載中止になったという。この連載記事、まだ読んでいない(佐野眞一氏の単独執筆なのか出版社との共同取材なのかもよくわからない)が、出版元の朝日新聞出版による自主規制ともいえる今回の事態は異常というほかない。

 出掛けで、新聞記事もよく読むゆとりがないが、連載中止の決定にいたる経緯を、「不適切」などという意味不明なことばを使わずに、朝日新聞出版は責任を以てあきらかにしてほしい、と考える。

〔追記〕
 朝日新聞を買って読んだが、週刊朝日編集長の話として「連載記事中に同和地区などに関する不適切な記述が複数あり」とあり、朝日新聞社広報部の話にも同一の“表現”が見られるが、まったく意味不明である。
 言論を武器とする人たちの言葉とも思われぬ「不適切」さである。連載中止に値するのは「不適切な記述」ではなく、「許されぬ記述」であろう。そこの判断を責任をもって明言すべきである。アキレス腱をねらわれあたふたするくらいなら、連載中止ではなくいっそのこと廃刊を考えたらどうか。
 週刊朝日と朝日新聞が、言論機関にふさわしい本格的な論説を展開することを心から期待する。

by kaguragawa | 2012-10-20 07:45 | Trackback | Comments(0)

名前
URL
削除用パスワード

<< 「誤認逮捕」と「謝罪」(1) 立ち入り調査 >>