北村智恵子さんの歿後90年祭
2012年 10月 01日
啄木が『一握の砂』で二十二首もの歌を捧げた“忘れがたき人人”の一人、大切な一人です。
智恵子さんが結婚されてからも信仰をもたれていたと拝察するのですが(ご遺族の方にはこんな失礼な書き方をお許しいただきたいのですが)、今年は歿後「90年祭」の年になります。
ある縁から智恵子さんが生まれた札幌の橘家、智恵子さんが嫁がれた岩見沢の北村家のことを、調べ始めて少しずついろんなことがわかってきました。
そんなことの報告を・・・と思っていたのですが、今、余裕がありません。
啄木の『一握の砂』の“忘れがたき人人(二)”二十二首中、私のいちばん好きな歌を写して智恵子さんの90年祭の日を迎えたいと思います。
馬鈴薯の花咲く頃と
なれりけり
君もこの花を好きたまふらん
by kaguragawa | 2012-10-01 20:32 | Trackback | Comments(0)