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一段落のはずが・・・   

 先のコメントに、“ちょっと一段落といった気分”と書きましたが、なかなか時間が自由にならないこの頃です。

 そんな折に、『東北ふしぎ探訪』(*)が届きました。あるブログ記事で知った本なのですが、目次を見、少しページを繰って、後悔の念!。
 あまりに興味深い項目がみごとに並んでいて、こんなおもしろい本、今、買うんじゃなかった・・・と、ちょっとぜいたくなグチを口にのぼせてみて、ほくそえんでいる始末です。

 *伊藤孝博『東北ふしぎ探訪――歴史・民俗のミステリーを歩く』(無明舎/2007.10)

『東北ふしぎ探訪』25篇の目次
秋田の飛脚—「与次郎稲荷」伝承が語るもの/「八郎太郎」の足取り—壮大な竜神伝説をひもとく/「平将門の乱」東北後日譚—なぜ将門は「隠れた人気者」でありえたのか/後藤寿庵の消息—謎のキリシタン領主の残影を辿る/どこに眠る支倉常長—慶長遣欧使節団の真相は/「大野九郎兵衛」板谷峠に死す—元禄赤穂事件・米沢別伝/「戸」とは何か—「一戸~九戸」地名の由来説探訪/百姓が勝った大一揆—「三閉伊通一揆」の戦い方/アテルイと悪路王—黙して雄弁な古代東北史の証言者/東北の「鬼伝説」三題—カミとオニの狭間で/「天下無双の谷風」は誰か—三人谷風と東北の名力士たち/なこそ流れてなお白河へ—奥州二大古関を巡る/「チョウクライロ舞」の木霊—「鳥海」地名の由来を訪ねて/天津神ニギハヤヒをめぐる連想—東北に聖地を築いた物部氏/「壷の碑」はなぜ消えたのか—古代東北史の“交差点”に立つ幻のシルエット/三春藩秋田氏の長い略歴—神代から明治までのロングランを振り返る/以仁王と平家の落人—奥会津「隠れ里」残照/「風の三郎」が通った道—摩訶不思議なトリックスターの源郷を求めて/「高志王」の足跡と古代東北—異色の神が体体現するものは/奈良の大仏が輝いた時—「陸奥産金」と宇佐八幡神のお告げ/「伊達騒動」薮の内外—「仙台藩寛文事件」を旅する/大湯環状列石の今昔—ストーンサークルはどこまで解明されたのか/峰子皇子と八乙女たちの舞—羽黒山開山伝承をめぐる連想/相馬野馬追の誇り—異色の騎馬絵巻に「もう一つの将門伝説」を見る/十三湊の夕暮れ—繁栄する港湾都市はなぜ衰弱したのか

by kaguragawa | 2011-10-16 20:14 | Trackback | Comments(0)

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