06/06/2005:モーツァルトのRegina Coeli   

 久しぶりにモーツァルトの「モテット集」(クリストファー・ホグウッド指揮/エンシェント室内管弦楽団:ソプラノ/エマ・カークビー)を聞きました。

「躍れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」の名で邦訳されている「エクスルターテ・ユビラーテ」。この曲が苦手で、聞かずにしまってあったCDなのです。
が、2曲目のK.108の「レジーナ・チェリ」(Regina Coeli「天の元后(女王)」とも訳されますが聖母マリアのことです。)が、曲、演奏とも素晴らしい。
最初のイタリア旅行からザルツブルグに帰ったときのモーツァルト15歳の作品というからとんでもない話である。(1曲目収録の有名なモテット「躍れ・・・」は17歳の作品)

このRegina Coeliの第三楽章の部分のアダージョは、CDの解説に特別指摘はされていませんが、ペルゴレージのスターバト・マーテルをモーツァルトはかなり意識しているのではないかとも思わせる音の響きがします。イタリアでモーツァルトは、夭折した天才ペルゴレージの作品に出逢ったことは間違いないと思われます。

ところで、最近また脳にいい、身体にいい、という効能書きのモーツァルトCDがたくさん出ていますが、実際どうなのでしょう。
モーツァルトは苦手と言いながら、モーツァルトを聴く時間の多くなった昨今です(聴くのは特定の曲だけですが)。
老化した身体がモーツァルトを求めているのでしょうか。
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by kaguragawa | 2005-06-06 06:38 | Trackback | Comments(0)

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