《東京の雪の特異日》
2010年 02月 17日
今日(2/17)が《東京の雪の特異日》だというのです。さっそくnetで調べてみると、日本気象協会の〔tenki.jp〕の今日(2/17)の項に、次のように書かれていました。
きょう2月17日は東京の雪の特異日といわれています。
果たして本当にそうなんでしょうか?少し調べてみました。
結果は・・・
1980年~1989年の10年間は雪が5回も降りましたが、
1990年~1999年の10年間はたったの1回、
2000年~2009年も1回と
ここ20年ばかりは、非常に雪の降る日が少なく、
雪の特異日とはいえなくなってきています。
ちなみに1967年~1996年の過去30年間の天気出現率も調べてみました。
晴れる割合は50%、曇りが6.7%、雨が20%、雪が23%となっていました。
この内訳をみると、やはり昔は比較的雪の降りやすい日だったようですね。
きょうの東京は未明に雪を観測しました。
2010年代は果たして雪の特異日が当てはまるのかどうか?
楽しみです。
ところで、今朝見落としてしまっていたのですが、新聞の訃報欄に山下一海氏のご逝去(2/15)が報じられています。「おくのほそ道」について、多くのことを論文で学ばせていただいた方です。ご冥福をお祈りいたします。
*山下一海 1932.03.07~2010.02.15
〔追記:2/21〕
「東京の雪」については、すばらしいサイトがありました。ご覧ください。
by kaguragawa | 2010-02-17 23:55 | Trackback | Comments(2)
昨日18日早朝 関東はボタン雪が降りました。
今年 2月の東京の降雪日は、9日で平年の3倍だそうです。
積雪は毎回少なく、1センチ程度す。
2.26事件の写真を見ると20~25cm位の積雪でしょうか。
関東で降雪日の多い年は、昭和59年で3月上旬まで27回ありました。この年は都内で20cm近く積もりました。
最近は、温暖化で積雪程の積雪は見られません。