人気ブログランキング | 話題のタグを見る

10月30日のメモ。   

 とりあえずのメモ。

 ・ふたつの「つるや」が気になっています。堀田善衛の実家廻船問屋「鶴屋」と、岸他丑の書店「つるや(書房)」です。笑われそうですが、このふたつの「つるや」、思いがけないところでつながっているような気がするのです。他丑が妹他万喜のために分店した早稲田鶴巻町の「つるや」の方が有名で、店名「つるや」は、鶴巻町にちなむものだとばかり思っていましたが、本店は飯田町の兄の店です。

 ・永井叔(ながい・よし)さんの亡くなられた日がわかった。1976年11月30日。
 “大空詩人永井叔氏はその他数知れない沢山の思い出を残して多摩市厚生堂病院に入院八十一歳の生涯を閉じたのは昭和五十一年十一年三十年の午後五時五分のことだった。病名は脳動脈硬化症だった。”(木村哲三「大空詩人永井叔氏を偲びて」〔『讃岐公論』1977.5〕)

〔追記〕
 この“八十一歳”というのは「数え年」表記(の享年)なのでしょう。私には永井叔の生誕の日も、1896〔明29〕だけで、日がわかりませんが、11月30日前の生まれであれば、亡くなられたのは「満」年齢で79歳、11月30日以後であれば、80歳になられるはずです。

〔追記:2014.5.30〕
 wikipedeia「永井叔」によれば、永井の生まれたのは、1896年1月29日とのことである。

by kaguragawa | 2009-10-30 21:05 | メモ ひとこと | Trackback | Comments(0)

名前
URL
削除用パスワード

<< 10月晦日のメモ。 野田宇太郎さんの生誕100年 >>